子育てが落ち着いて、少し働いてみたい。子育ての隙間時間に、週◯日くらい◯時間くらい働きたい。「事務職で働いてみたいけど、未経験」だし、「採用されるか不安」、年齢が気になったり、そもそも事務がどんな仕事なのか自分ができるのか不安はありませんか?
- 未経験で事務職に興味がある主婦
- 家事や育児を経験後、社会復帰を考えている主婦
- どんな採用方法があるのか、採用されるのか心配
- 事務職についての知識や経験がなく、転職に不安を感じている
- パソコンスキルやビジネスマナーに自信がない、事前に準備したい
事務職はどんな仕事?
事務職といっても実は色々な職種があります。
事務職は、企業や組織の事務業務を担当する職種であり、様々な業種で求められています。
共通していることは、室内でパソコンの前に座って仕事をしているところでしょうか。
業種や会社の規模で求められる人選も変わってきます。
未経験で大丈夫なものがあれば、資格や経験がないと採用が難しいものもあります。
先ずはどんな職種でどんな内容なのか内容を確認してみましょう。
今回の記事では、事務職の仕事内容や求められるスキル、やりがいについて解説していきます。
仕事内容
事務職の仕事内容には、書類の作成や整理、電話対応、来客応対、データ入力、メールの送受信などが含まれます。
また、会議の手配やスケジュール管理、経費精算など、業務内容は多岐にわたります。
求められるスキル
事務職に求められるスキルには、パソコンスキル、コミュニケーション能力、応用力などがあります。
また、正確性や細かい気配り、誠実な姿勢などが重視される傾向があります。
業界や企業によって求められるスキルは異なるため、事前に求人情報などを確認することが重要です。
やりがいが感じられる
事務職のやりがいには、チームワークや人との関わりを楽しむこと、組織に貢献すること、細かい作業において正確性を求められることなどが挙げられます。
また、業務を通じて自分自身のスキルアップやキャリアアップを目指すこともできます。
基本的には社内の中での気配り、コミュニケーションが大切になってきます。
正確に業務をすることで社内の中での信頼度も上がってきます。
未経験で働きやすい。採用されやすい事務職【5選】
では、事務職はどんなものがあるのでしょうか。
- 一般事務
- 営業事務
- 総務事務
- 受付
- コールセンター
色々あってどんな違いなのかわかない…
一つ一つ特徴があるので説明します
一般事務
企業の事務部門で一般的な事務作業を担当する職種のこと
・書類の作成・整理・ファイリング
・電話応対・来客対応
・メールの送受信・フォローアップ
・会議の手配・議事録の作成
・スケジュール管理・カレンダーの調整
・経費精算・請求書処理
・データ入力・集計・分析
・その他、部署や業種に応じた業務
営業事務
営業担当者のサポートや営業関連の事務作業を担当する職種のこと。
顧客や取引先とのやり取りもあります。
営業事務の業務内容は、部署や企業によって異なるため、求人情報や職場見学などで実際の業務を確認することが重要です。
・営業資料や見積書などの作成・配布
・電話やメールでの問い合わせ対応
・受注や納期管理の調整
・営業報告の作成やデータ入力・集計
・顧客情報の管理・更新
イベントや展示会の手配・準備
総務事務
総務事務は、正確性や細かい気配り、誠実な姿勢が求められることが多いです。
企業によって内容も変わってきます。基本的な内容は以下の通りとなります。
・社員の勤怠管理や給与計算、福利厚生の手続き
・社内行事や研修の手配
・社有車や社員宿舎の管理
・事務用品やOA機器などの調達・管理
・建物・設備の保守・点検
・報告書や決算書の作成・提出
・新入社員の教育・フォローアップ
受付
企業の受付カウンターで、来客者の受け入れや案内、電話応対、書類の受付などを行う職種のこと。
また社内外のコミュニケーションの架け橋として、正確性や細かい気配り、コミュニケーション能力が求められることが多いです。
・来客者の接客・案内・受け入れ
・電話の受付・応対・転送
・メールやFAXの受信・配信
・書類の受付・チェック・整理
・会議室の予約・管理
・設備や備品の管理・調達
社内外への連絡調整
コールセンター
企業が設けた電話窓口で、商品やサービスの問い合わせ対応や受注・配送手続き、クレーム対応、アフターサポートなどを行う職種のこと。正確性や丁寧さ、ストレス耐性が求められることが多いです。
・電話やメール、チャットなどでの問い合わせ対応
・商品やサービスの説明や提案
・受注や配送手続きの処理
・クレームの受付・解決・対応
・アフターサポートや顧客満足度調査
・システムやデータベースの操作
報告書や業務改善提案の作成
経験、資格がある程度必要。コツコツ作業型事務職【5選】
- 経理事務
- 労務事務
- 法務事務
- 貿易事務
- 医療事務
経理事務
経理事務は、企業の経理部門に所属して、会計処理や経費精算、支払い処理、請求書の発行や受領、帳簿管理、税金申告、決算業務などを担当する職種です。
正確性や細かな作業が求められることが多いため、数字に強く、コツコツとした作業に向いている人が適しています。
・仕訳入力や伝票処理、帳簿作成などの会計処理
・支払い処理や経費精算の管理、資金管理
・請求書の発行・受領、入出金管理
・税金申告の準備、納税処理
決算業務や財務報告の作成
経理は簿記の知識があると記帳がスムーズに作業を行うことができます。
労務事務
労務事務とは、企業の人事部門に所属して、従業員の雇用管理、労働条件や法律・規制の遵守、給与計算、社会保険・労働保険などの手続きを担当する職種です。
人事部門や人材派遣会社などで働くことができ、人事・労務の知識や経験を積むことができます。
・社員の雇用契約書・雇用条件の作成・更新
・従業員の勤怠管理・給与計算、社会保険・労働保険などの手続き
・労働法・労働規制に関する知識の習得と遵守
・労働組合との交渉や労使トラブルの解決
採用・退職・昇進・昇格・人事異動などの手続きの管理
法務事務
企業や法律事務所において、法律部門で働く職種の一つです。主な業務は、企業の法務部門における事務処理や書類作成、契約管理、法律関連のデータベース管理、リサーチ業務などです。
・法律関係の書類の作成や修正、契約書や権利書の管理
・法律関係の情報を収集するための調査やリサーチ業務
・法務関連のデータベース管理
・裁判所や弁護士事務所、行政機関などとのやり取り、書類の手続きや調整
・社内の法務関係者のサポートや協力
・法律関係の情報の整理や分析
貿易事務
貿易事務とは、国際的な貿易において、商品の受発注、輸出入手続き、配送・納品の手配など、貿易に必要な業務全般を担当する職種です。
国内外の取引先とコミュニケーションをとることが多く、英語力やビジネスマナーが求められることがあります。また、輸出入に関する手続きや法律に関する知識が必要となります。
貿易事務の業務は、商社や製造業、物流企業などで行われることが多く、海外展開を進める企業での需要が高い傾向にあります。
貿易関連の資格を取得することで、キャリアアップや業務内容の拡大が期待できます。
取引先とのやり取り、契約書の作成、注文の確認
輸出入手続き、輸出入許可証の申請
輸送手配、運賃交渉、船会社との打ち合わせ
納品書の作成、出荷手配、配送管理
支払い処理、輸出入に関わる請求書の作成
為替手配、通関手続きのサポート
医療事務
医療事務は、病院、クリニック、介護施設など、医療機関や保険会社、医療機器メーカー、医療関連企業など、幅広い業種で求められる職種です。
・患者の受付・予約、診療内容の確認
・診療報酬の請求、保険会社への請求書の提出
・患者のカルテ管理、医療機器や薬剤の在庫管理
・医療機関の財務管理、経理業務
医療機関の法務関連業務、契約書の作成や遵守事項の確認
事務職に求めらる人柄
事務職は社内のバックオフィス業務となります。
求められる人柄は共通して以下のことが挙げられます。
- コミュニケーション能力
事務職では、たくさんの人と話をすることが多いため、上手に話すことが大切です。また、伝える内容が正確でわかりやすいことも大切です。 - タスク管理能力
マルチタスクの場合もあり、たくさんの仕事があります。それをすべてこなすためには、スケジュールを決めて、どの仕事を優先するか決めることが大切です。 - 綿密な作業能力
書類の整理やデータの入力など、小さな作業が多いです。丁寧に、間違いのないように仕事をすることが大切です。また、パソコンの使い方や書類の管理の仕方も重要です。 - 責任感
事務職では、大切な書類やデータを扱うことがあります。ミスをしないように、正確に仕事をすることが大切です。 - チームワーク
事務職では、たくさんの人たちと一緒に働くことがあります。そ仲良く、協力して、一緒に仕事をすることが大切です。
社内の管理や社内の人へのコミュニケーションが多いです。
求められることは、臨機応変に対応できたり、人当たりが良いことがポイントとなることが多いです。
社内の要望をきちんと理解し伝達することが大事となります。とはいいつつ、難しい要望を言われたりするわけではないです。
とくに未経験の方は年齢やスキルより、素直で明るい対応が好まれます。
事務職の働き方は色々
- 正社員
- パート、アルバイト
- 派遣社員
- 業務委託
- 在宅勤務
現在は色々な雇用形態があります。
「よくよくは正社員になりたい」
「短時間で働いて家庭と両立したい」
「在宅でパートを少しやってみたい」
未経験で採用されやすい派遣社員
経験を積むという点では”派遣社員”という働き方をオススメします。
派遣社員でも、働き方はフルタイムや短時間、週何日勤務という希望で選ぶことができます。
紹介予定派遣であればよくよくは正社員になることも可能です。
逆に、正社員や業務委託は企業側が経験を求める場合が多いです。
なぜ派遣社員からの方が事務職になりやすいのか?
◆求人が多い
◆企業側が直ぐに人材を確保したい
◆未経験でも対応できる仕事の場合が多い
企業側が求めていることは、スキルや経験よりも直ぐに人材を確保したいという場合が多いです。
”前任者が辞めてしまったのでとにかく直ぐに未経験で良いから人が欲しい”という内情があることも多いです。
業務内容もそれほど経験やスキルが求められる内容でないことも多いです。
入社してから学んでいくことで十分対応できます。
自分の働きやすいスタイルで検討するのもいいでしょう。
面接の注意点
面接では、素直に自分の要望を伝えることが大事です。
採用されたいと思って偽りや無理な働き方を伝えてしまうと後々自分が苦しくなってしまいます。
スキルに関してもできること、できないことをしっかり伝えることが重要です。
- 働き方を伝える(週◯日、残業不可等)
- 業務内容や雇用条件を確認する(仕事内容、給与等)
企業側はしっかり伝えてもらった方が判断しやすいですし、そもそも労働者も企業側もお互いマッチしていることが重要です。
企業側は入社前の事前に準備をしますし、入社した時点で「この仕事をしてもらう」とある程度段取りをしています。入社したらなんとかなると考えず、面接時点で決めておきましょう。
まとめ:働き方も職種も色々
ここまでで事務職といっても仕事の内容や求められているものは違ってくることがわかりますね。
事務職は、企業や組織の中枢に位置し、様々な業務に携わることができる魅力的な職種です。
求められるスキルややりがいについて把握し、自分に合った仕事を見つけることが大切です。
さらに、未経験でも働き方は様々、子育ての合間に働くことのできる在宅ワークもあります。
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