動画:【意味がスッとわかる!言葉を覚えると脳が変わる30語①】
■ 言葉を覚えると、なにが変わるの?
子どもが新しい言葉を覚えると、ただ語彙が増えるだけではありません。
- 自分の気持ちを整理できる
- 他人の気持ちがわかるようになる
- 問題をどう解決すればいいか考えられる
- 宿題や授業の意味が理解しやすくなる
つまり、「言葉」は、子どもの思考・理解・行動すべての土台なんです。
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動画では、「意味がわかると脳が変わる言葉」として30個の語句を紹介しているよ
30語ずつ絵・文字・意味を目と耳で覚える
10歳までに覚えたい言葉
■ 毎日ちょっとでOK!語彙力UPの家庭での実践アイデア
1日5分の「言葉タイム」
- 「今日の出来事、ひとつ教えてくれる?」
- 「それって、どんな“要因”があったと思う?」
- 「もし違うことをしてたらどうなった?(仮説)」
「今日、給食でスプーンを忘れた」→「その要因は?」「仮説を立てると?」など

会話の中で自然に言葉を使うことで、記憶にも残るよ!
■ 発達障害・知的障害のある子に対して
🔸 目で見て理解できる工夫を:
- 言葉+絵
- 絵カード/シーンカードを使う
- 例文を一緒につくる
🔸 同じ言葉をくり返して使う:
- 1回では覚えにくいので、毎日1回出すだけでもOK
🔸 「できた」をしっかりほめる:
- 言葉の意味を正確に言えなくても、「使おうとした」だけで大きな成長です!
家庭でできる語彙力UP
- 子どもに「問いかける」ことで、自然に語彙力が伸びます
例:「どうしてそう思ったの?」「もし違ったらどうなると思う?」
- 親も一緒に学ぶ姿を見せると、子どもはまねします
「ママも“仮説”を立ててみようかな!」という言葉がけだけでもOK。
- 間違えてもOKな環境づくりを!
まとめ
子どもが新しい言葉を覚えると、自分の考えや気持ちを言葉で表せるようになります。
「なんでそう思ったの?」「どうしてうまくいかなかったの?」という問いに、自分なりに考えて、言葉で説明できるようになるんです。
物事を深く考えたり、人の気持ちを理解したりする力につながります。
こうした言葉は、難しそうに見えても、家庭の中で、毎日の会話の中で、少しずつ教えていくことができます。
発達障害や知的障害があるお子さんにとっても、絵や図を使ったり、くり返し練習したりすれば、ちゃんと身につけていくことができます。
そしてなにより、お父さんやお母さんが「一緒に考える」「一緒に学ぶ」姿を見せることが、いちばんの教育になります。
1日5分の“言葉タイム”、1週間に2語の“新しい言葉チャレンジ”からでも十分効果があります。
言葉は、子どもにとって「考えるための道具」であり、「人とつながるための橋」です。
家庭での小さな工夫が、子どもの大きな成長につながっていきます。
