覚えたことを次の日に忘れてしまう。中々覚えられない。と思うことありませんか?覚えるまでに時間がかかっているのを解決できる方法を紹介します。実は脳の記憶の定着には仕組みがあります。脳の記憶の仕組みを知れば一夜漬けをして覚えたり、覚えるまでやり続ける方法をしなくても効率的に記憶を定着することができます。
人間は忘れる生き物なのです
こんな悩みありませんか?
授業は聞いて理解したのに、
なんでテストでは点数取れないのだろう?
すぐ忘れてしまう
人間はそもそも忘れる生き物です。
記憶は「短期記憶」と「長期記憶」に分けられています。
瞬時に記憶することは短期記憶ですが、勉強をしたものを覚えるには、長期記憶が必要になります。
ではどうやったら記憶を定着できるのか。
それは、段階的に繰り返し脳に記憶させていくのです。
記憶を定着させる方法
記憶の定着はタイミング大事
記憶は、繰り返すことで脳に定着します。
結局反復しないと記憶できないのか。
それは知ってるよ。
脳へ定着させるにはタイミングが大事なんです。
覚えたことを段階的に何度も繰り返すのです。
- 覚えた直後
- 12時間後
- 1日後
- 1週間後
- 1ヶ月後
その中で「これは覚えている」「これは何回も復習しないと覚えられない」等、記憶の仕方が身に付きます。記憶の仕方は個人個人で変わります。
この記憶の仕方が重要です
アウトプットで記憶をさらに定着する
インプットよりもアウトプットすることがより記憶を定着できます。
- 覚えたことを人に話す
- 人に教える
- 書いたり、声に出して読む
睡眠は記憶力をつくる大事な時間
寝ている間に記憶力は整理されて定着されています。
寝て脳を休ませることは1日で大事な時間です。
子どもの脳の成長は急速に発達しピークを迎えるのは12,13歳ごろまで、そこからは緩やかに20歳位まで発達します。
寝ている時間も脳は発達しているということです。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠があります。
人間の脳はレム睡眠とノンレム睡眠を、何度も繰り返すことでより記憶が定着されやすくなります。
- 眠りの浅いノンレム睡眠は→脳に不要な情報を削除する
- 眠りの深いレム睡眠は→必要な情報を脳に定着させる。
レム睡眠とノンレム睡眠が何度も繰り返すには
睡眠時間の確保が必要だね!
暗記を徹夜で覚えようとするよりもしっかり睡眠を取った方が記憶力はUPします。
子どもは成長期だから、より深い睡眠が必要になるよ。
- 4か月~12か月 12時間~16時間
- 1~2歳 11時間~14時間
- 3~5歳 10時間~13時間
- 6~12歳 9~12時間
- 13~18歳 8~10時間
記憶力UPに適した時間帯
夜は眠くなりやすい
朝は起きられない
- 朝起きて午前10時まで
- 午後4時から夕食の時間まで
この時間帯は、より記憶が入りやすい時間帯なのです。
というのも、お腹が空いている状態が脳の記憶を定着するにはいい状態なのです。
ご飯食べた後のお腹いっぱいの状態だと、脳は満足してしまいお休み状態になってしまいます。
宿題や何かに取り組みたいときは、食後よりも食前がおすすめです。
まとめ
ここまでで記憶力を高める方法は、
- 何度も繰り返すことで長期脳へ記憶を定着させることが必要
(個々で記憶の仕方は違うので、覚えたことを何度もテストして記憶の仕方を知ることが大事) - 睡眠時間に脳は記憶の整理をしているので、睡眠時間の確保が必要となってくる
- 記憶力を高める時間帯は、
(朝起きて午前10時まで)、(午後4時から夕食の時間まで)のお腹が空いている時間
コツが分かればやりやすい