【集中力・記憶力・理解力UP】コグトレの認知機能トレーニングとその効果

家庭教育・能力UP
マネポ
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コグトレって知ってる??

コグトレは、認知機能を向上させるためのトレーニング方法

思考や記憶、学習、集中力などの脳の機能を指します。
コグトレは、脳の機能を改善することで、日常生活での問題解決能力や判断力、ストレス耐性などを向上させることができるといわれている。

また、高齢者の認知症予防や治療にも役立つとされています。
実際に子供がコグトレをしている親がコグトレの効果や実践方法について解説していきます。

マネポ
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どんな子のトレーニングに最適なのかみてみよう

  • 漢字が覚えられない、書けない
  • 黒板の字が書けない
  • 見たり聞いたりする力を身につけい
  • 考えること、注意力を身につけたい

このような特性のある子に集団で同じ学習を行っていても、「どうせ、できない」と思ってしまい
どんどん自己肯定感は下がってしまう・・

そもそも、学習の根本とした土台がまだ未完成だったことが原因の場合もあるよ。

コグトレはその土台をつくるもの。

どんな方法で、どんな効果があるのか伝えていきます。

【コグトレとは?】認知機能トレーニングとその効果

コグトレは、認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training:COGOT)の略称のこと。

“不器用な子どもたち”の支援のために考案されたプログラムです。

認知機能とは、記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断といった
いくつかの要素が含まれた 知的機能のこと。

コグトレを定期的に継続的に実施していくことで、学力や生活全般の質、自己効力感の向上など、さまざまな効果が期待できるとされています。

認知力UP!コグトレのトレーニング方法とは?

見る力・聞く力・注意力・記憶力・想像力が土台となる認知機能。

どれか一つでも欠けると学習面で支障をきたします。

トレーニング方法は30種類以上あります。

注意点(子供に合わせて行う)
  • 子供に合ったレベルの課題をする
  • できないようならヒントを与える、課題をやさしくする
マネポ
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コグトレの問題は沢山あるよ

コグトレの内容はこんな感じ↓

コグトレの問題

何からどのように始めたらよいかわからない人必見!

マンガで「コグトレ」の代表的な50種のトレーニングをマンガを交えて易しく解説。
紹介する課題のワークシートはすべてダウンロード可能。

コグトレはどんな人がトレーニングすると効果があるのか

認知機能の弱さがある子供

認知機能が弱い
  • 集中力が続かない
  • 同じ間違いを繰り返す
  • 話を聞きとれない

こうした状態には、”認知機能の弱さ”があるかもしれません。

認知機能とは見る力・聞く力・注意力・記憶力・想像力といった
いくつかの要素が含まれた 知的機能を指します。

認知機能は、私たちのすべての行動の基盤であり、
学習をするうえでの土台です。

コグトレは効果があるのか?実践してわかったこと

簡単なことを言っても聞き取れなかったり、簡単な文字や絵が書けなかった子供が
コグトレはを始めて大体8ヶ月〜効果が出始めます。

絵を見て同じように書けなかった子供達が、8が月程でほとんど間違えずに絵を同じように
書けるようになっているとのこと。

マネポ
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実際の絵を見て子供の成長がわかるよ。

見る力が鍛えられたことで、漢字を覚えることができるようになったり、バランスのいい綺麗な文字が書けるようになっています。

コグトレは考える力が身に付くトレーニングといえます。

【ケーキの切れない非行少年】作者がコグトレを考案

ケーキの切れない非行少年の作者こと宮口幸治先生は、医療少年院に勤務されていた方。

少年院にいる子達は境界知能IQ70〜84が多く、その知能を向上することをきっかけとしてコグトレを考案したといいます。

コグトレは、学習面、社会面、身体面の3方面から包括的に子どもたちを支援するという特徴があります。

学習面では基礎学力の土台づくり、社会面では対人スキルの向上、身体面では身体的不器用さの改善

コグトレの認知機能強化トレーニングを行うと、学校の成績がぐんと上がるように思われているところがありますが、それは違います。
運動で言うところの基礎体力が認知機能に相当する部分です。
コグトレの認知機能強化トレーニングは、学力の土台づくりを目的としています。
図が写せないから写せるようにトレーニングし、写せるようになった。数えられないのが、数えられるようにトレーニングし、数えられるようになったということです。

宮口幸治
マネポ
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魔法のような効果ではなく、学習の土台づくりを目的としているんだね。

コグトレは学習の土台作りを目的をしているのですね!

コグトレで子供の学力の土台となる力を鍛えよう【宮口幸治先生】

コグトレを考案した宮口幸治先生

コグトレの認知機能強化トレーニングは、一般小学校において境界域児童らのシートの正解率が伸びて平均に追いついたという検証結果もあるとのこと。

見る力が弱いと、黒板に書かれた内容をノートに写すことができず、漢字を書くのも苦手に……。

聞く力が弱いと、先生が話す内容が頭に入ってきません。

友だちの気持ちがわからなければ、けんかになり、体を器用に使えないと、からかわれかねません。

宮口さんは「これらは学校で体系的に教えられているわけではないので、十分に身についていない子も多い」と考えます。

目安の取組み方法
  • できれば毎日、少なくとも週に2回
  • 長くても20分程度

それほど難しくないものを楽しみながら続けるのがポイント

4か月ほど続けると、効果があらわれることが多いそうです。

コグトレと認知機能トレーニング効果のまとめ

コグトレとトレーニング方法やその効果についてまとめてきました。

コグトレ何種類もの内容のプリントがあり、認知機能の見る力・聞く力・注意力・記憶力・想像力をそれぞれ鍛えるものとなっています。

必要なことは子供にあったレベルのものを用意することです。

そして、継続的に続けることで、だんだんと身についてきます。

トレーニングをする前に親が『できないのも個性』と考えるのは、改善の可能性をつぶすことになるのではと宮口幸治先生は話しています。

教材の種類は豊富。子供に合ったレベルで行うことが大切です。

最初は優しい問題から取り組んでできるを増やすことが長く続くポイントです。

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