子どもの習い事を何にするか迷っている。やるなら子供のためになるもの、身に付く習い事がいい。金額が気になる。2人の子どもに10個程習い事をした経験から、本当に身についた習い事を徹底解説します。習う前に知ってて良かったことをそのジャンルと費用面から独自に徹底解説します。
何歳から習う方がいい?
3歳から習う方がいいとか、小学生から習う方がいいとか色々な情報が多くあります。
まだ分からない子どもに、子どもが決めるのは中々難しいこともありますね。
Benesseの調査【習い事は何歳から習った?】
- 31% ・4〜6歳
- 27% ・習い事をしていない
- 17% ・1〜3歳
- 17% ・7〜9歳
- 5% ・10〜12歳
- 3% ・1歳未満
結論、習い事は小さい頃にやっている方が効果のある習い事と、焦らなくても小学生になってから本人の意思で習った方がいい習い事の2つに分かれます。
(3歳から)年齢が低いほど効果のある習い事
- ピアノ
これ一択です。
3歳の子どもに何か身につけさせたいと思っている場合は、ピアノがいいです。
ピアノは指先を使います。
音とリズムに合わせて弾くので、視覚、運動系と聴覚の脳細胞を同時に動かして脳の発達に良い影響があります。
ピアノを習うことで、記憶を司る海馬の脳も発達するので、相乗効果でスポーツや学力UPに繋がるので効果的な習い事です。
他のジャンルでもし習う場合は体操(運動系)をオススメします。
※3歳ぐらいの子どもはまだまだ脳の成長期です。友達と遊ぶことでの社会性や外で遊ぶことでの五感の刺激をたくさん経験することが一番良いです。
小学生からの習い事オススメランキング
- 水泳
- 英語
- 運動系(子どもが好きなジャンル)
- 学習系(公文、塾、通信講座)
①水泳は呼吸循環機能の向上や基礎体力づくりに最適です。
水泳教室ではテストが細かく設定されていることもあるので、そのテストに向けて子どものやる気UPにつながります。
習う理由で「学校のプールで泳げないと困るから」が多いですが、身体や脳に与える効果も大きいです。
②英語は小学生位から習っていると苦手意識が少なくなること、脳の構造で語学は若い方が習得能力が高いと言われています。
③運動系は、体を動かすものなら何でも良いです。運動することで脳の発達が促されるので、学習面でも効果的になります。
④学習系は教室や通信によって子どもがやりやすいものに取り組んだ方が良いです。
学校の授業や宿題だけでも良いですが、学力UPするには家庭学習を取り組むことが肝となります。
通信系ですと自宅学習なので、子どもが集中できないという場合は塾に通う選択もあります。
これは一例です。
小学生になると、本人の意思や好き嫌いもあります。
嫌だというのに習わせても効果がありませんので、先ずは体験からやってみて楽しいと思ったら習うくらいで良いのではないかと思います。
才能が伸びるジャンルとは、習い事は何を重視するべき?
①子どもが好きがどうか
②得意かどうか
誰かと比べて得意という判断ではなく、本人が得意と感じていればOK
興味も普通以上なら才能が伸びる可能性はあります。
費用別で効果が高いオススメ習い事
習い事にかかる費用
習うものによって費用は変わってきます。
【習い事別費用(小学生程度)】
習い事 | 月額費用(目安) |
---|---|
ピアノ | 10,000円前後 |
水泳 | 8,000円前後 |
英語 | 10,000円前後 |
運動系 | 10,000円前後 |
学習系 | 20,000〜40,000円前後 |
習い事はいつまで続ける?
問題なく通うことが可能であれば、小学6年生まで続けていくことがいいです。
中学生以降の習い事は、子どもが「続けたい」という気持ちがあり、時間や費用面、親の負担等を考えて可能であるなら続けていくこともいいでしょう。
高学年や中学生になって勉強が忙しいからと辞めたところで、今まで習い事をしていた時間を勉強時間に移行することはなかなか難しいです。
勉強を頑張って欲しいと考えている場合は、ストレス発散にもなるので習い事を続けていた方が結果的に成績が伸びていく確率が高くなります。
辞めることを検討する時期
- 子どもが自己肯定感が低くなる場合
- 親の負担が大きくなる
- 月謝で家計の負担が大きくなる場合
習うのは子どもです。子どもが嫌がっていて習い事をさせても結果につながるのが難しいのです。
費用もかかってしまうので、親の負担が多くなったり費用が家計を圧迫する場合は、思い切って辞めることを検討することが大事だと思います。
まとめ:子どもが興味のある習い事と親の負担を考えることが大事です
習って効果がある習い事ランキングとして、以下となります。
1位 ピアノ
2位 スイミング
3位 運動系習い事
4位 学習系
どんな習い事でも、子どもが「やりたい」「楽しい」と興味をもつことで脳が活性化されて効果につながります。費用面や親の負担が多いと感じてしまうと本末転倒です。
迷っている場合は、体験を行ってみたり、子どもの意思を「待つ」こともいいでしょう。