習い事のきっかけは何でしょうか?「みんな習っているから」「小学生だからやらせてみよう」「とりあえず習い事させよう」そんな考えはありませんか?習い事の目的を考えることで子供の選択肢の幅を広げて成果につながっていきます。習い事の目的と子どもにとって大事なことをまとめました。
習い事の目的を明確にする
習い事を始める目的に正解なんてありません。
しかし、なんとなく始めたと目的をもって始めたでは結果として表れ方も違ってきます。
- 「子どもの好き」をさがす→好きや興味のあることを伸ばす
- 自己肯定感(成功体験)、自立した心を経験させる
子どもが好きや興味があることを取り組む時は、最大の能力を発揮して成長して伸びていきます。
それを伸ばすのが習い事です。
習い事は、家庭ではできないことを習い事を通して身につくことができます。
近くに親がいると子どもはどうしても甘えてしまいます。
習い事を通して、自立した心や達成や成功を体験することで自己肯定感も身につきます。
まずは、好きや興味を探してみましょう。
家庭のできる範囲でいろんなことを経験することで好きや興味をもっていきます。
子どもにとって大事なこと
好きを伸ばすことの選択肢に習い事がある
子ども自身が「やりたい!」という気持ちがなにより大事
その気持ちにさらに火をつけるのが→習い事
- 子どもの選択肢が広がる
- 自立した経験や成功体験ができる
習い事を決める時にやってはいけない考え
子どもの好き・得意を探すため
「とりあえずやってみよう」
「嫌だったらやめればいい」
そういった始め方の場合に子どもの成長に苦手を増やしてしまう恐れがあります。
- 合わなかった、辞めてしまったという負の経験が増えてしまう⇨苦手を増やしてしまう
- 諦め癖につながる可能性がある⇨次からもやめればいいと考えてしまう
- 習い事をすることに慣れてしまう⇨嬉しい、ありがたいと思うことがなくなってしまう
子どもの将来のためという動機
子どもの意思確認ができない小さいうちは親が決めてしまうこともしょうがないですが、子どもの意思がある場合は子どもの意見を聞くのが大事です。
【習い事を決めるときの判断指標】
親の考え | 子どもの考え | 判断基準 |
---|---|---|
習い事をやらせたい | 興味がない | 習い事をやらない方がいい |
習い事をやらせたい | 興味がある、やってみたい、好き | 習い事をやった方がいい |
習い事をやらせたくない | 興味がある、やってみたい、好き | 習い事をやった方がいい (費用や親の負担を考えて可能であればやることをオススメ) |
子ども自身が判断つかない場合は多い
親がやらせたり、すすめることに子どもは判断がつかないので「やる」と言うことがあります。
しかし、実際は興味がなかったり、好きじゃないことがあります。
そうすると次第に、「やりたくない」「やらされている」という感情となって、
結果として大成することが難しくなります。
せっかく習っても費用と親の負担が増えてしまいます。
大事なことは本人の意思を確認することです。
子どもが〇〇が苦手だからという苦手克服のため
- 運動が苦手だから→運動系の習い事をさせよう
- 字を書くのが苦手だから→習字に通う
- 集団が苦手だから→チームプレーの習い事に通う
苦手克服は失敗する可能性が高いです!!
子どもが自身を失う可能性があるので苦手克服はオススメしません。
親が子どもに習ってほしいと思う場合
将来のことを考えた時、親が子どもに習って欲しいと思う習い事もあるかと思います。
その場合は、子どもがその習い事に興味が出るように種をまいてあげましょう
ピアノを習ってほしい⇨音楽を聴いたり、生演奏を観にいく、小さなキーボートを弾いてみたり
憧れや興味を子どもが持つことで興味がなかったものが興味がでてくることもあります。
「やりたい」という状況を作ってから習い事を始めていくと成果が出やすくなります。
何を決め手に習い事をさせたらいいの?
「子どもの気持ちが大事」
「好きや興味を持つまで待つ」
いつまでも待っても
子どもから興味がありそうなものが
見当たらない
家ではゲームやテレビばっかりで他のことに興味ない
「これやってみたい」を子どもから言ってくることは中々少ないのではないかと思います。
だんだん年齢も上がってしまい、時間がとれなくなって結局やれなかったではもったいないですよね。
親の意向でやらせたいという場合は、その習い事の種まきが重要です。
サッカーをやらせたい⇨一緒にサッカーをやってみる、サッカー観戦する、体験してみる
興味や関心が子どもにでてきたら、習うタイミングです。
成果がでる習い事をするベストな時期
- 子どもが興味があるものを興味がある時期に習う
ただ「やりたい」だけでなく、なぜやりたいのか理由を聞くことが大事です。
本質的にやりたいと言っているのか、周りに影響されているのかで違いますし、習って結果として伸びる幅も違います。
※興味がないのであれば、その習い事をやらないということも必要です。
まとめ:習い事を始める大事なこと
- 基本は子どもの興味を尊重して選ぶこと
- 子どもの興味がない時、わからない場合は興味につながる種まきから始める
※内容は経験論や一般論であります。
各ご家庭によっての考え方は様々ありますので参考としてお考え頂きますと幸いです。