「うちの子、語彙力がなかなか伸びない…」
「気持ちをうまく言葉にできない…」
「作文がいつも同じ表現ばかり…」
「文章を読んでも内容を深く理解できていない気がする…」
そんな悩みはありませんか?
実はその原因の一つが、“言葉の引き出しの少なさ”です。
言葉の数が少ないと、気持ちも考えも深く表現できません。
そこでおすすめなのが、心がつく四字熟語です。
四字熟語は、短い言葉の中に深い意味がつまっています。
「なんとなく不安」ではなく「疑心暗鬼」、「とても集中した」ではなく「一心不乱」。
具体的な言葉を知るだけで、語彙力・表現力・読解力は一気に伸びていきます。
この記事では、小学生でもわかりやすい意味つきで、心がつく四字熟語をまとめました。
四字熟語をまとめて学びたい方は、
四字熟語一覧まとめ記事も参考にしてください。
心がつく四字熟語とは?
心がつく四字熟語とは、「心」という漢字が入っている四字熟語のことです。
これらの言葉は、気持ち・性格・考え方・人間関係などを表すものが多く、子どもの語彙力だけでなく“心の成長”にも深く関わります。

うれしい・かなしい・不安・やる気など、日常の気持ちを言葉で表すことはとても大切だよね
気持ちをうまく言葉にできる子は、トラブルが少なく、人間関係も安定しやすい傾向があります。
四字熟語は難しそうに見えますが、意味を理解すれば小学生でも十分身につけることができます。
小学生が覚えたい!心がつく四字熟語一覧(意味つき)

聞いたことはあるけど意味とつながらないこと多いよね
心がつく四字熟語を一覧でまとめました。
| No | 四字熟語 | よみ | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 安心立命 | あんしんりつめい | 心を安らかにし、どんなことにも動じないこと。 | 安心立命の境地に達する。 |
| 2 | 意気消沈 | いきしょうちん | がっかりして元気をなくすこと。 | 遠足でおやつを忘れてしまい、意気消沈した。 |
| 3 | 意気投合 | いきとうごう | おたがいの気持ちがぴったり合うこと。 | となりの席の人と意気投合した。 |
| 4 | 意気揚揚 | いきようよう | 得意でほこらしそうな様子。 | 魚をたくさんつった父が、意気揚揚と帰宅した。 |
| 5 | 一意専心 | いちいせんしん | 一つのことに集中すること。 | 大会に向けて一意専心で練習した。 |
| 6 | 一心同体 | いっしんどうたい | みんなの心が一つにまとまること。 | クラスが一心同体で練習に取り組んだ。 |
| 7 | 一心不乱 | いっしんふらん | 一つのことに集中し、心を乱されないこと。 | 目標に向かって一心不乱に努力した。 |
| 8 | 虚心坦懐 | きょしんたんかい | わだかまりなく素直な気持ちで向き合うこと。 | コーチの話を虚心坦懐に聞いた。 |
| 9 | 心機一転 | しんきいってん | 気持ちを切りかえて新しく始めること。 | 心機一転して勉強に取り組む。 |
| 10 | 相思相愛 | そうしそうあい | たがいに強く思い合うこと。 | 二人は相思相愛の仲だ。 |
| 11 | 悪口雑言 | あっこうぞうごん | さまざまな悪口を言うこと。 | 悪口雑言の数々に腹が立った。 |
| 12 | 異口同音 | いくどうおん | 多くの人が同じことを言うこと。 | みんなが異口同音にほめたたえた。 |
| 13 | 一目瞭然 | いちもくりょうぜん | 一目でわかる様子。 | ケーキを食べたのは一目瞭然だ。 |
| 14 | 傍目八目 | おかめはちもく | そばで見ている人のほうがよくわかること。 | 傍目八目というから兄に聞こう。 |
| 15 | 開口一番 | かいこういちばん | 口を開いてすぐに。 | 母は開口一番、成績の話をした。 |
| 16 | 危機一髪 | ききいっぱつ | 危険がすぐそこまでせまること。 | 危機一髪のところで助かった。 |
| 17 | 首尾一貫 | しゅびいっかん | 最後まで考えや行動が変わらないこと。 | 祖父は首尾一貫して森を守った。 |
| 18 | 頭寒足熱 | ずかんそくねつ | 頭を冷やし足を温めること。 | 頭寒足熱が健康に良いと言われる。 |
| 19 | 手前味噌 | てまえみそ | 自分のことをほめること。 | 手前味噌ですが自信作です。 |
| 20 | 破顔一笑 | はがんいっしょう | にっこり笑うこと。 | 祖母が破顔一笑して迎えてくれた。 |
| 21 | 八面六臂 | はちめんろっぴ | 何人分もの活やくをする様子。 | 林君は八面六臂の活やくだった。 |
| 22 | 平身低頭 | へいしんていとう | ひたすらあやまること。 | 平身低頭して謝った。 |
心の成長につながる理由
① 感情表現が豊かになる

子どもは「うれしい」「かなしい」など、限られた言葉で気持ちを表すことが多いです。
しかし、「一心不乱」「疑心暗鬼」「意気消沈」などの四字熟語を知っていると、自分の気持ちをより具体的に言葉にできるようになります。
気持ちを正しく表現できると、自分の心の状態を客観的に見つめられるようになり、感情の整理がしやすくなります。
② 人間関係がうまくいく
自分の気持ちを言葉にできる子は、友達とのトラブルも少なくなります。
「なんとなくイヤだった」ではなく、「疑心暗鬼になっていた」と説明できるだけで、相手に伝わり方が変わります。言葉は気持ちを伝える道具です。心に関する言葉を知ることで、思いやりや共感力も育っていきます。
③ 作文力が上がる
作文や読書感想文で四字熟語を使えると、文章が一気にレベルアップします。
短い言葉で深い意味を伝えられるのが四字熟語の強みです。
「とてもがんばった」よりも「一心不乱に努力した」と書けるだけで、表現力が豊かになります。語彙力が増えることは、学力全体の土台づくりにもつながります。
覚え方3ステップ
心がつく四字熟語をしっかり身につけるためには、順番を意識した学び方が大切です。
難しく考えず、小学生でも取り組みやすい3つのステップを紹介します。
① 意味とセットで覚える

漢字だけでなく、意味も一緒に覚えることで理解しやすく忘れにくい!
「一心不乱」なら「一つのことに集中すること」という意味まで理解します。
場面を思い浮かべながら覚えると、記憶に残りやすくなります。
丸暗記ではなく、「どんなときに使う言葉か」を考えることがポイントです。
② 例文を作る
自分の生活に合わせた文章を作ると、理解が深まります。
次に、自分の生活に合わせた例文を作ってみましょう。

たとえば「心機一転」なら、
「新学期なので心機一転がんばる。」のように、自分の体験と結びつけられそうだね
実際に使ってみることで、言葉が自分のものになります。
③ 毎日5個ずつくり返す

覚えるのは少しずつ毎日復習することが近道です
少しずつ毎日くり返すことです。
一度にたくさん覚えようとすると忘れてしまいます。
1日5個と決めて、次の日に前の日の分も復習します。短い時間でも続けることが、定着への近道です。毎日の積み重ねが、自信につながります。
さらに覚えやすい数字が入る四字熟語一覧もまとめています。
→数字の四字熟語はこちら
YouTube動画で学ぶ

今回紹介した心がつく四字熟語は、動画でも解説しています。
音と映像で学ぶと、記憶に残りやすくなります。ぜひ動画もあわせてご活用ください。
まとめ
心がつく四字熟語は、語彙力を伸ばすだけでなく、子どもの心の成長にもつながる大切な言葉です。
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自分の気持ちを具体的に表現できるようになると、感情の整理がしやすくなり、人間関係もスムーズになります。
言葉は心を育てる力を持っています。
親子で楽しみながら、日常の中に取り入れていきましょう。
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