曜日が覚えられない理由と教え方

「月火水…」と何度も言っているのに、子どもが曜日を覚えられない。

昨日も言ったのに、今日また「今日は何曜日?」と聞かれる。
そんな経験はありませんか?
「覚えるのが苦手なのかな」
「ちゃんと教えられていないのかな」
と心配になる保護者の方も多いと思います。
ですが、実は曜日が覚えられないのは珍しいことではありません。
子どもにとって曜日は、ただの言葉ではなく時間の流れを理解する力と深く関係しています。
月曜日の次が火曜日、その次が水曜日という“順番”が頭の中でつながらないと、何度聞いても混乱してしまうのです。

曜日は「暗記」ではなく流れで理解するもの。
このポイントを押さえるだけで、曜日の理解はぐっと進みます。
月火水が覚えられないのは普通?
「月火水くらいは覚えられるはず」と思ってしまうかもしれません。

でも実は、月火水が混乱するのはとてもよくあることなんです。
大人にとって曜日は当たり前ですが、子どもにとっては少し難しい仕組みです。
月曜日の次は火曜日、その次は水曜日と順番で続く言葉になっています。
さらに、曜日は7日でまた最初に戻るため、時間の流れをイメージする力も必要になります。
子どもはまだ「昨日・今日・明日」という時間の感覚が十分に育っていないことが多く、頭の中で曜日の流れをつなげるのが難しいのです。そのため、月火水がバラバラに感じられてしまい、順番が分からなくなってしまいます。

月火水が覚えられないのは覚える力が弱いからではないんだね
時間の流れを理解する途中だからこそ起こる、自然な成長の過程なのです。
こんなことで困っていませんか?
- 朝になると「今日は何曜日?」と毎回聞かれる。
- 曜日だけでなく「今日」が分からなくなる
- カレンダーを見てもどこが今日なのか分からない。
そのため
・今日が分からない
・明日が理解できない
・昨日との違いが分からない
という混乱が起きることもあります。
実はこれは、曜日の問題だけではありません。
子どもはまだ「時間の流れ」を理解する途中だからです。
月火水という言葉だけを覚えようとしても、時間の流れがつながっていないと混乱してしまいます。
曜日が覚えられない本当の理由
曜日が覚えられないのには、いくつかの理由があります。
- 順番が見えていないこと
曜日は「月→火→水→木→金→土→日」という決まった順番で並んでいます。
しかし子どもにとっては、この順番がまだ頭の中でつながっていないことがあります。言葉としては聞いたことがあっても、どの曜日の次がどれなのかが分からないため、月火水がバラバラの言葉のように感じてしまうのです。 - 時間の流れの理解がまだ弱いこと
曜日は「昨日・今日・明日」という時間の流れの中で考えるものです。ところが子どもは、まだ時間の感覚が十分に育っていないことがあります。そのため「今日は何曜日」「明日は何曜日」と聞かれても、昨日とのつながりが分からず混乱してしまうのです。 - 暗記になってしまっていること
月火水木金土日を歌のように覚えることはできますが、意味を理解していないと実際の生活の中で使うことが難しくなります。曜日はただ覚えるのではなく、カレンダーや生活のリズムと結びつけて理解する
曜日は暗記では覚えられない

暗記だけでは曜日は定着しにくいものです。
子どもは大人のように「言葉だけ」で理解するのではなく、流れやパターンを見つけながら覚える力が強いと言われています。
たとえば、朝起きて学校に行く、帰ってきて宿題をする、夜になったら寝る、といった毎日の生活も、同じ流れが続くことで少しずつ理解していきます。
曜日も同じです。
月曜日の次は火曜日、その次は水曜日という流れが分かると、頭の中で順番がつながりやすくなります。また、1週間は7日で同じ順番が繰り返されるため、パターンとして覚えやすくなるのです。
そして大切なのが、繰り返しです。
毎朝カレンダーを見て「今日は月曜日」「明日は火曜日」と確認するだけでも、曜日の理解は少しずつ深まっていきます。暗記だけに頼るのではなく、生活の中で流れやパターンを感じながら繰り返すことで、子どもは自然と曜日を覚えていくのです。
曜日が覚えられない子は、そもそも「今日」という時間の理解がまだ弱いことがあります。
「今日何日?」が分からない理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
一番簡単な教え方
曜日を覚える一番簡単な方法は、色を使って覚えることです。
子どもは言葉だけで覚えるよりも、色や形などの視覚情報から理解する力が強いと言われています。曜日も同じで、色と一緒に覚えることで順番が分かりやすくなります。
例えば、曜日ごとに色を決めてしまう方法です。
月曜日は青、火曜日は赤、水曜日は水色というように、曜日ごとに色を固定します。こうすることで「青の次は赤、その次は水色」というように、色の流れで曜日を覚えられるようになります。
また、カレンダーでも同じ色を使うとさらに理解しやすくなります。毎日カレンダーを見て「今日は青だから月曜日だね」と声をかけるだけでも、曜日の順番が少しずつ頭の中でつながっていきます。
言葉だけで覚えさせるよりも、色と一緒に覚えることで、子どもは自然と曜日の流れを理解できるようになります。
毎朝1分のカレンダー習慣
曜日を覚えるためには、特別な勉強をする必要はありません。
大切なのは、毎日少しずつカレンダーを見る習慣を作ることです。
朝の準備の時間などに、1分だけカレンダーを確認するだけでも、子どもの時間の理解は少しずつ育っていきます。

最初に、今日を見ることから始めてみよう
今日の場所が分かることで、子どもは時間の位置を少しずつ理解できるようになります。
次に、曜日を言うことです。
「今日は月曜日だね」
「今日は火曜日だね」
というように、今日の日付と一緒に曜日を声に出して確認します。
言葉にすることで、曜日と生活のリズムが結びついていきます。
そして最後に、明日を見ることです。
「明日はここだね」「明日は火曜日だね」と、次の日を一緒に確認します。
今日と明日をつなげて考えることで、曜日の流れが分かりやすくなります。
このように「今日を見る → 曜日を言う → 明日を見る」という流れを毎朝続けることで、子どもは自然と曜日の順番や時間の流れを理解できるようになっていきます。
おすすめカレンダー



曜日や日付を覚えるためには、子どもが見て分かりやすいカレンダーを使うことが大切です。

一般的なカレンダーは情報が多く、
どこを見ればよいのか分かりにくいことがあります。
そのため、今日の位置がはっきり分かるカレンダーを使うと理解が進みやすくなります。
例えば、
・曜日が色分けされていたり
・「今日」の場所を動かして確認できるカレンダー
子どもにとってとても分かりやすいです。
毎朝「今日はここだね」と一緒に確認することで、曜日や時間の流れを自然に理解できるようになります。
支援級の子や、曜日の理解がまだ難しい子でも使いやすいカレンダーを作りました。
家庭でのカレンダー学習にぜひ活用してみてください。
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