ワーキングメモリーとは作業記憶
一時的に情報を記憶してそれを活用する。
問題解決や判断を行う脳の能力のこと。
生活する上でこのワーキングメモリーはとっても必要な能力です❗️
ワーキングメモリーは生活や学力に影響するもの、ワーキングメモリーを鍛えたい!
もっとわかりやすく!!ワーキングメモリーとは?
ワーキングメモリーは、脳の重要な機能の一つで、一時的な情報を記憶して、それを解決する能力を指します。
この能力は学習や仕事、日常生活で非常に重要。
一般的には7つ前後の情報を一時的に保持できると言われています。
この容量が大きいほど、より多くの情報を同時に処理することができ、学習や思考が効率的に行えるとされています。
ワーキングメモリーの容量は個人差がある
ワーキングメモリーが低いと、情報を一時的に記憶する能力が弱いため、集中力の持続が難しかったり、複雑な課題の同時処理に苦労することがあります。
短期記憶が弱いために情報をすぐに忘れてしまったり、手順を忘れることがよくあります。
しかし、幸いなことにワーキングメモリーはトレーニングによって改善することができます。
ワーキングメモリーは鍛えるほど伸びていくことができる!!
低いワーキングメモリーの特徴
ワーキングメモリーが低いと感じる特徴には以下のようなものがあります。
頑張っているのにできないのはワーキングメモリーが影響してるかも・・?
どうやったらワーキングメモリーを鍛えられるの?
ワーキングメモリーを鍛える方法
どうすればワーキングメモリーは鍛えられるの?
絶対鍛えたいワーキングメモリーを徹底解説❗️
【初めに】ワーキングメモリは4つの構成
ワーキングメモリーは以下の4つで構成されています。
- 音情報の記憶
- 視覚情報の記憶
- 音と映像を組み合わせた記憶
- 上記3つに繋がっていて、それぞれに指示を出す
この4つが連携して情報処理を行なっているんだって。
子供のうちからワーキングメモリーを鍛えることができる
ワーキングメモリは子どものうちから鍛えることが可能です。
ワーキングメモリは、日常生活において単純に記憶を一時保管するだけではありません。
何度も繰り返し入ってくる情報は、特に重要であると判断して長期記憶に繋げられます。
例えば、勉強をする際に何度も間違えた問題を復習したり、授業内容を何度も往復することで、脳は重要な情報として認識し長期記憶に結びつきます。
意識せずにこのように脳を活性化させて使用することで、子どものうちから勉強を通してワーキングメモリを鍛え上げ、容量を多くすることができるようになります。
【家庭でできる】トレーニングでワーキングメモリーを高める方法!
ワーキングメモリーはトレーニングによって改善することができます。
子供から大人まで、年齢に関係なく取り組むことができます。
1. 数字や単語の逆唱
ワーキングメモリーを鍛えるための基本的なトレーニングとして、数字や単語の逆唱があります。
このトレーニングは、まず数字や単語の列を頭の中で覚え、それを逆順で復唱するものです。
これなら遊びながらトレーニングできるね!
🔽こういうのも効果的😋✨
【ループコース】パズルと計算を合わせたループコースはトレーニングに最適
2.パズルや脳トレゲーム
パズルや脳トレゲームも、ワーキングメモリーを鍛える方法です。
特に、数独やクロスワードのような問題を解決する力が求められ鍛えられます。
スマホアプリやオンラインゲームでも、脳トレを楽しみながらワーキングメモリーを鍛えることができます。
ゲームは短時間でできて毎日の隙間時間を使って続けられるのが魅力だね❗️
教材で簡単にトレーニングできるもの⏬
日常生活でトレーニングする⏬
2つのことを同時にすることで脳も鍛えられる。
- 歩きながら暗算をする
- 家事をしながらテレビを見る
- メモを取りながら会話をする
3.楽しいことやポジティブなことを考える
ワーキングメモリを鍛えるためには、楽しいことやポジティブなことを考えるのも欠かせないポイントです。
幸福度が高い人の場合、内側前頭前野の一領域になる吻側前部帯状回における体積が大きく、その大きさはポジティブな出来事などに接した場合の活性化度合いと関連があるという研究結果があります。
鍛えることで脳の特定領域の体積が大きくなるため、ポジティブで楽しい未来を想像することで持続的な幸福が強くなるといい、結果としてワーキングメモリを鍛えることに繋がっていきます。
4. 脳の健康をサポートする
適切な栄養、十分な睡眠、運動などは脳の健康をサポートする重要な要素です。
トレーニングだけではなく、
日常生活からもワーキングメモリの向上はできるよ
バランス良く取り入れて、脳の健康をサポートし、ワーキングメモリーの向上につながるとされています。野菜を多く取り入れるOisix
継続的な努力と習慣化が大切であり、日常生活で意識的に取り組むことで、脳の機能をより高めることができます。
ワーキングメモリーと発達障害の関係
発達障害を持つ人の中には、ワーキングメモリーの低さが課題として現れる場合があります。
特にADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)の人によく見られます。
早期から適切なサポートを受けることが大切です。
ワーキングメモリーが上がるとどうなる?
計算力・文章読解力が上がる
ワーキングメモリを増やすと、計算力や文章読解力が上がるとされています。
文章読解力において、直前に読んだ文章を記憶し、必要な情報のみを残してほかを忘れる(要約する)といった力が活かされます。
ワーキングメモリを増やして、計算力・文章読解力を高めれば、さまざまな教科の学習がスムーズになっていきます。
記憶力が高くなる
ワーキングメモリを鍛えれば、短期記憶・長期記憶どちらの記憶力も向上します。
ワーキングメモリ自体が、短期的な記憶や情報処理、そして長期記憶の活用などをする働きだからです。
記憶力が高くなると、英単語の暗記や、歴史の勉強、数学の解法パターンの暗記などに役立ちます。
将来就職した際にも、会議の要点を素早くまとめたり、長期的な業務スケジュールの把握などに活きてくるでしょう。
マルチタスク能力が身に付く
マルチタスク能力が身につくのも、ワーキングメモリを増やす利点です。
ワーキングメモリを増やせば、マルチタスクに必要な「タスクの記憶」「優先順位の判断」などがスムーズに行えて、ミスなくタスクをこなせるでしょう。
例えば、電話をしながらメモを取る場合は「話の内容を記憶する」「情報を処理して要点を絞りこむ」「要点のみをメモに書く」などの作業が必要です。
記憶力や情報処理能力の向上に繋がる脳の訓練は、マルチタスク能力を身につけるのにも有効と言えます。
まとめ
ワーキングメモリーは、学力や仕事の成果に大きな影響を与える重要な脳の機能です。
ワーキングメモリーが低いと感じる場合は、テストやトレーニングを通じて改善する方法があります。
ワーキングメモリは、私たちが日常生活を送るうえで欠かせない能力です。
しかし、ワーキングメモリには個人差があります。
ワーキングメモリを増やすためには、脳が発達する幼少期のトレーニングが効果的です。
幼少期から日常の中でトレーニングをすれば、勉強や仕事をスムーズに進める力が身につくでしょう。