【フラッシュカードの効果と使い方】右脳に良い!?実際の感想

家庭教育・能力UP

フラッシュカードは”IQを上げる”とか”右脳教育”にいいといわれています。

本当に脳にいいのかフラッシュカードの効果が知りたいと思いませんか?
フラッシュカードの効果や実際のやり方について解説していきたいと思います。

こんな人にオススメな記事

・フラッシュカードが効果があるのか知りたい
・どんな目的でフラッシュカードをするのかわからない
・右脳に効果があるのか気になる
・フラッシュカードだけで覚えられるのか疑問を感じている

フラッシュカード本当の目的

フラッシュカードと聞くと右脳に効果がある、頭が良くなると思われていませんか?

マネポ
マネポ

私はずっと”頭をよくするためのトレーニング”という考えがあったよ

もしこんな感じで思っていましたら、ちょっと誤解があります。

フラッシュカード自体には、「右脳を鍛える」という効果は証明されていないのが現状です。
そもそも、右脳は潜在意識の領域なので、鍛えるということ自体が医学的に不可能であります

フラッシュカードの目的は、
大量の情報を脳にインプットし、知識をインストールさせる」ということです。

たとえば、「くだものの名前」を一気に覚えさせるのなら・・・
”くだもの”の絵が書かれたカードを、その名前を口に出しながら1秒に1枚ずつめくっていきます。

「いちご、みかん、メロン、さくらんぼ…」

テンポよく情報を与え、脳に刷り込んでインプットしていきます。

フラッシュカードの効果

素早くカードをめくっていくことでの理解がついていきません

考えることができないので、理性のブロックが外れ右脳に直接入ると言われています。

これを繰り返すことにより、「大量の情報を脳に刷り込める」というのが目的です。

フラッシュカードは大量の情報を一気に刷り込めるので、メリットはあります

フラッシュカードの効果と弊害

大量の情報をインプットできることが最大の目的とお伝えしました。

小さい子どもは、知識や経験は少なく、情報として一つずつ教えていくのには時間もかかります。

フラッシュカードの特徴は絵と声で素早く情報を読み上げることです。
知らない単語でも絵と文字と声で情報が素早く頭に入れることができます。

もちろん情報を入れているだけ

フラッシュカードは、
・独り言ばかりを言う
・単語を連呼する
・自主性が失われる

などの弊害をもたらすといわれたりもしています。

虫の種類が言えても、実際に手で触れてみたり、感触を味わってみたり、耳で音を聞いてみたりと五感で感じとることはできません。

それが、情報を入れているだけとフラッシュカードの弊害とされているのです。

”フラッシュカード”だけ、”体験”だけでは知識の量も質も増えません

フラッシュカードと実際に体験して考えながら世の中を知っていくことが知識を増やす一番の近道なのではないかと思います。

フラッシュカードのやり方

フラッシュカードは市販のカードだけでなく、写真を貼ってもいいですし、自由に覚えたいものやリアルに伝えたいものを写真にすることで理解も深まります。

目的は大量の情報を入れること

やり方はお子さんに合わせことが大切ですね。
一方的にインプットするということではなく、実際の体験とリンクすることが良いと思います。

私がやったことは、子供の写真をカードに貼り付けて生年月日を読み上げました。

生年月日、西暦、何月何日生まれ。

”生まれた日=生年月日”って子どもは別で考えていたりします。
覚え方って人によって違うのかなと思います。

発達障害、知的障害にフラッシュカードは有効な手段

はじめにフラッシュカードは大量の情報をインプットできる手段とお話ししました。

発達障害、知的障害のお子さんは知識の定着までに時間がかかります
そして、集中力も極端に短い場合があります。

フラッシュカードは大体1秒に1枚の速さです。
集中できなくても1秒であれば見ることができます。

集中力が続かなくても、何度も行うことで脳に刷り込むことができると考えます。
そして、淡々とめくることは指導者(親)の負担の軽減にもなります。

もちろん、フラッシュカードだけでは知識はつきません。
アウトプットが大事ですので、書く、読む、考えると色々なことをすることで知識を増やしていくことが必要です。

フラッシュカードを実際に使って効果を感じたこと

私がフラッシュカードという存在を知ったのは、2人目の子供を育てる時でした。

1人目はフラッシュカードを使わずに既に小学校へ行って問題なく学習に取り組んでいました。

2人目の子供には発達の遅れがありました。
なんとか物事を教えようと、必死に幼児教室や発達障害の子に特化した教室に出向き入塾しました。

その時に出てきたのがフラッシュカードでした。

初めは早すぎて圧倒されたのを覚えています。

右脳にいい”とか、”IQが上がる”とかを間に受け、何度もフラッシュカードをしました。

しかし、フラッシュカード使って中々覚えることができませんでした。

マネポ
マネポ

フラッシュカードで覚えるのは難しいのかな…

「他にもっといい方法があるんじゃないか…」

そんなことを思ってフラッシュカードから離れていました。

子供に原始的な方法でノートと鉛筆で何度も何度も書かせたり、読ませたりしましたが、

常に問題があり、なかなかうまく覚えてもらえず勉強を教えるのに苦痛しか感じませんでした。

また始めたフラッシュカード

子供に何度教えても覚えてくれない

同じ障害を抱えている子は、どんどん覚えられているのにどうしてうちの子は覚えられないのだろう…

ずっとそんな思いでいました。

教えている時に1番問題だったことは、とにかく覚えるのに時間がかかることです。

これは、発達が遅れている子の特徴です。
1つの漢字を覚えるのに何度書いても、何度読んでも覚えるのには人の数倍の時間がかかるのです。

これでは1年生の漢字を覚えるのにも数年かかってしまう…

なんとかもっと沢山覚えられる方法はないのか….

そこで、またあのフラッシュカードを取り出しました。

フラッシュカードは短い時間で大量の情報をインプットすること

まさしく、今問題となっていることに対応できると思いました。

しかし、前回フラッシュカードをやめた理由は、身につかないからでした。

また同じ結果にならないためには、フラッシュカードの回数を増やすことでした。

フラッシュカードをめくるのは大変

フラッシュカードは1回じゃ覚えません。
もちろん人によりますが、発達がゆっくりな子ほど何度も繰り返すことが基本になってきます。

フラッシュカードももちろん同じこと。

フラッシュカードも勉強を教えるのも毎回1日何度もすることって他の家事もある母親にとって、苦しいものなんです。

楽に教えたい…でも覚えてくれない….

何度も迷走しながらやりました。

結果としてフラッシュカードでどれだけ記憶に定着できるのかというと、

”一部は覚えられている”

という感じでした。

そして本音は、親の方が大変なので長く続けるのはキツイ…です。

フラッシュカードを動画で観たい

フラッシュカードは大量のインプットができる

覚えたものを脳に定着させるのはアウトプット

インプットがなければアウトプットができません。

フラッシュカードを動画(DVD)で売っているのをみて、すぐ購入しました。

見せていましたが、覚えさせたい内容でないことと、長い動画だと飽きてしまうことが難点でした。

もっと手軽に見せたい…

子供がYouTubeばっかり見ているのを見ていて、YouTubeにフラッシュカードがあればいいなと思いました。

それをきっかけに”フラッシュカード”のYouTubeを始めました。

親がカードをめくることも手間がかかります。
動画でフラッシュカードをつくったので参考に見てみてください。
↓(YouTubeで無料でみれます)

https://www.youtube.com/channel/UCHIR4jYEaN_5_0Cr9eGbhMQ

動画でフラッシュカードってどうなの?

動画のフラッシュカードでも通常のフラッシュカードと同様に学習に効果があります。

動画を使うことで、学習内容をより視覚で提示することが可能。

耳と目で情報がインプットされていきます。

フラッシュカードの効果的な使い方

今まで色々試してきた中で、視覚的、聴覚的で同時に脳にインプットでき
短い時間で大量に情報を伝えられるフラッシュカードはとてもいい教材の一つであると思います。

もちろん、個人差があります。

私のように、1人目にはフラッシュカードを使わず、2人目はフラッシューカードを使ったというように子供に合わせていくのが1番です。

そして、いくらフラッシュカードをやったところで記憶の定着にはならないこともあります。

記憶の定着はアウトプットが1番です。

覚えたものを書く、伝えることで脳はどんどん記憶を定着していくからです。

時にはフラッシュカードを活用しながら他の学習と一緒に進めることが一番の効果に繋がると思います

まとめ:フラッシュカード

フラッシュカードは右脳教育といわれているが、本来の目的は大量の情報をインプットすること

フラッシュカードだけではなく、普段から実際に体験することで五感を刺激することが大切

何よりも、アウトプットが大事です。

書く、読む、考えるを増やして知識を多くすることが脳にいいことなのだと考えます。

フラッシュカードを理解した上で使用することでとても良い学習の情報ツールになるのではないかと思います。

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