非認知能力ってなんだ?最近よく聞く言葉。子供の非認知能力を高めることは、将来の成功につながるため非常に重要なことだった。ここでは、実際に試して効果のあった子供の非認知能力を育てるために役立つ5つの方法を説明します。
非認知能力ってどんな能力?
最近よく聞く『非認知能力』
どんな能力?
非認知能力とは、認知能力以外の、人が持つ様々なスキルや特性のこと。
認知能力とは、言語能力、数理能力、空間認識能力などの知的な能力のこと。
認知能力は数値で表すことができます。
例:IQテスト、◯◯検定、〇〇テスト
非認知能力は、以下のような能力のこと
- 自己管理能力:自分の感情をコントロールしたり、集中力を維持したりするスキル
- 社会的能力:他人との協調やコミュニケーションを円滑に行うスキル
- 創造力:新しいアイデアを生み出すスキル
- 忍耐力:辛い状況に耐えたり、長期的な目標に向かって努力を続けるスキル
- リスク管理能力:リスクを適切に評価し、判断を行うスキル
非認知能力は、将来の成功に大きく関わることが知られており、教育においても重要視されています。
非認知能力を伸ばすとどうなる?
非認知能力は、目には見えない能力のこと。
それは、『生きていくために必要な能力』 のこと
この生きていくために必要な能力って
- 自分と向き合う力(忍耐力、自制心)
- 自分を高める力(意欲、向上心、自信)
- 他者とつながる力(共感、協調性、社会性)
この能力がないと認知能力も伸びていかないってことになる。
- 自己管理能力が高い
感情を上手にコントロールでき、集中力や自己規律があり、自己改善を積極的に行うことができる。ストレスに対処する力があり、健康的な生活を送ることができる。 - 社会的スキルが高い
コミュニケーション能力が高く、他人と協調して働くことができるため、職場や社会での人間関係がスムーズになる。人の気持ちを理解する能力が高いため、リーダーシップを発揮することもできる。 - 創造力が高い
新しいアイデアを生み出す能力が高いため、問題解決能力が高く、創造的な仕事に向いている。アートやデザインなどの分野での才能を発揮することもできる。 - 忍耐力がある
困難な状況に遭遇しても諦めず、根気強く努力を続けることができる。目標を達成するための計画を立て、長期的な目標に向かって着実に進めることができます。 - リスク管理能力が高い
リスクを適切に評価し、判断を下すことができるため、リスクの高いビジネスや投資などで成功する可能性が高い。冷静な判断力を持つことで、重要な決定を迅速に下すことができる。
非認知能力を伸ばす方法
非認知能力とは、いわば自分自身で伸ばしていくもの
親が伸ばすものではなく、子供自身の気づきが何より大事。
親ができるのは”意識づけ”をサポートすること
親がブレずに子供と接することが子供が自分を高めるきっかけになっていく。
お手本を示す
子供ってよく親のことをみているよね!
子供は、大人たちが行動する姿勢をよく観察しています。
例えば、親が自己管理能力や忍耐力を発揮することで、子供たちはそれを学びます。
親が良いお手本を示すことで、子供はよりよい非認知能力を育てるきっかけを作ることができます。
外遊びを促す
外遊びは、子供の非認知能力を育てるために非常に効果的です。
外で遊ぶことで、子供たちはリスク管理、協力、創造力などのスキルを身につけることができます。
自然と触れ合うことで、子供たちはストレス解消や集中力の向上にも役立ちます。
子供が外遊びをしない…
【外遊びをする方法】外に行きたがらない子と一緒に遊ぶ
①興味を引く遊び道具を与える
子供が外で遊ぶことを楽しみにするような遊び道具を与えることで外遊びをするモチベーションが上がることがあります。
例えば、ボールやフリスビー、ビーチボール、スケートボード、自転車などの遊び道具など
②一緒に遊ぶ
親や兄弟姉妹、友達と一緒に外で遊ぶことで、子供は安心して外遊びをすることができます。
一緒に遊ぶことで、新しい遊びやアイデアを共有することができます。
③自然に触れる体験を提供する
自然に触れる体験を提供することで、子供は外遊びを楽しむようになることがあります。
例えば、散歩やハイキング、公園でのピクニックなどがあります。
④時間を決めて外遊びを促す
毎日同じ時間に外に出る習慣を作ることで、子供は外遊びをすることを習慣化することができます。
遊びに夢中になって時間を忘れることがあるため、時間を決めて外遊びを促すことで、時間を意識して遊ぶことができます。
⑤遊び場に連れて行く
近くに公園や遊び場がある場合は、子供を連れて行くことで、外遊びをする機会を増やすことができます。
睡眠を重視する
十分な睡眠は、子供の非認知能力を高めるために欠かせません。
睡眠不足は、集中力や判断力を低下させ、子供の成長に悪影響を与える可能性があります。
規則的な睡眠スケジュールを作り、子供に十分な睡眠時間を確保することが大切です。
感情的なサポートを提供する
子供は、自分の感情を管理する方法を学ぶことができるようにサポートが必要です。
悩んだり、不安やストレスを感じたりする場合は、積極的にサポートが大事。
子供に自分自身の感情を認識し、それを管理する方法を教えることが大切。
- 子供の感情を認める
子供がどんな感情を抱えているかを理解し、その感情に対して同意や共感を示すことで、子供が自分の感情を受け入れることができる - 聞き手になる
子供が話をしたいときには、話を聞いてあげることが大切。自分の感情を話すことで、子供はストレスを解消することができる - 解決策を提供する
子供が問題を抱えた場合は、親は解決策を提供する。ただし、解決策をすぐに提供するのではなく、子供が自分で考え、解決策を見つけるようにサポートすることが大切 - 子供の強みを認める
子供が自信を持てるように、強みを認める。子供は自分に自信を持っていると、ストレスや不安を解消することができる - 積極的な言葉を使う
親は子供に積極的な言葉を使うようにする。子供が自分に対して否定的な感情を持っている場合、積極的な言葉を使うことで、子供をサポートする
褒めることを忘れない
子供の成長において、褒めることは非常に重要
子供の達成したことを認める
認めることで子供の自信とモチベーションを高めていく
子供が良い結果を出した場合は、積極的に褒めてあげることが大切。
これは本当に子供が変わります!
まとめ:子どもの非認知能力は家庭でも高められる!
非認知能力を高める方法をお伝えしてきました。
この5つは本当に子供が変わっていきます。
- お手本を示す
- 外遊びをする
- 睡眠を重視する
- 感情的サポートをする
- 子供を褒める
こんなことを伝えている私ですが、
今までの子育てで、感情むき出しで叱ってしまったり、物に当たってしまったりとしてしまったこともあります。
子育てをしていると、感情的になってしまうことはあります。
親だってストレスが溜まるし、苦しくもなる
しかし、それを見ている子供は、私と同じことを真似して、私と同じような感情の言葉になっていました。
”手本を示す”ことはよくも悪くも子供がそのまま親と似てしまうってことなんです。
だから、
親が子供に寄り添った態度や感情をすることで子供がそれを真似して非認知能力も高く
なるんですね。
親が感情をセーブする方法って
『子育てを知る』ことなんじゃないかと思います…
こうしたらこうなってしまうから気をつけようとマインドを変えると子供だけじゃなくて、
親も気持ちが楽になります。